RASA / Minakumari

『気持ちの良い音楽に癒されたい方へ』

CHARAと新居昭乃とのユニット＝コールド・シュガーほかで活躍するシタール奏者＆シンガー・ソングライター、ミナクマリ初のソロ・アルバム。シタールやタブラなどのインドの楽器がエレクトロニカ通過後のポップスに溶け込み、マニアだけでなく、女性やこどもにも親しみやすいメロディと歌声、サウンドが満載。歌詞は日本語／英語／ヒンディー語が混ざりあい、日本語がヒンディー語に、英語が日本語に、またその逆にも聞こえる不思議さと気持ち良さ。“音”と“ことば”と“リズム”が飛び交う、自由なミナクマリ・ワールドに浸ってください。　■E-JIMA（ANGEL'S EGG）

1. SORA
2. 銀河
3. 森林浴
4. Atmosphere
5. Hadena kuruma
6. Chal Jhoti
7. Relish
8. Sapna
9. Sweet Maroon
10. Sikkim
11. 赤い星と情熱
（全11曲）

参加アーティスト（順不同／敬称略）
新居昭乃 / 白根賢一（Great 3 / Lasvegas）/ 細海魚（Maju）/ Naph（Rdl）/ Mondii / 川島イタル / 保刈久明 / U-zhaan / MAYA / 澤井妙治（portable[k]ommunity / golden pink arrow）/ Yasunori Takada（MONO / ASLN）/ 根岸孝旨（Dr.StrangeLove） ....他多数！

■ミナクマリ本人による“アルバム『RASA』について”
RASAはヒンディー語で味覚・喜び・情熱・愛情という意味を持ちます。
私の大好きなヒマラヤ山脈のふもとにあるインド・ダージリン地方の紅茶。この一番の魅力は産地や季節によって色、香り、味わいに様々な個性があり、香りのよさにホロ酔いになることもしばしば。季節による紅茶のアロマの移り変わりは特に魅力的でお酒の飲まない私にとってかけがえのない存在だと思います。
ところで私の２年間のインド留学生活の中では辛くてたまらない出来事が起こったり、時には宇宙を感じる素敵な経験もしました。南インドの長距離電車の車窓から見たどこまでも続いていく大きくて真っ赤な岩山。それを見ながら涙が流れてきてどうしようもなく苦しかった自分、
ヒマラヤ山脈と日の出に挟まれてその大自然の壮大さに吸い込まれそうになった朝、
アッサムで見た満天の星空とぴかぴか光る蛍の風景が心の奥深くに刻まれています。そしてインド音楽の素晴らしさにたくさん触れることが出来ました。インドのシタールの師匠の奏でるユーモラスでスィートなメロディー。小さなこどものように純粋に音をからだで愉しんでいる姿にいつも憧れました。自分の常識の定規がこわれるのを感じ、「あ　宇宙はここに！」と思ったことも。そんな私が体験したインド音楽の世界と透明で初々しい春から始まり甘くて穏やかな秋に終わる・・・お茶のアロマにどことなく影響を受けて、そして愛情をいっぱこめた作品に出来上がりました。
一人でゆったりとした時間の流れに身をまかせながらRASAの音に耳をかたむけて。気がつくといつの間にかゆるゆるに溶けてリラックスしている。
そんな幸せな時間を感じていただけたら嬉しいです。
テーマはいつものんびりゆるゆるな時間です。
自分にも周りの人たちにも元気と幸せを運べることが出来たら何よりも嬉しいことですから、これからもいっぱい笑って、みんながハッピーになれますように。(^-^)